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所長のブログ~ただ今修行中

2022.01.12 トラウマ
2022年仕事始め&オンライン始め

寒さが厳しくなってきました。
先週1月6日は仕事始め。コロナ感染状況が気になる年明けでしたが、無事にクライエントの皆様とお会いでき、ほっとする気持ちでスタートできました。そして7日は今年のオンライン始めでした。

7日・8日は「IFS、トラウマ、神経科学~トラウマを超越する」オンライン講座、9日は研究所主催の女性のトラウマ・オンライン読書会、10日は「レジリエンスを育む」オンライン講座に参加しました。


★「IFS、トラウマ、神経科学~トラウマを超越する」講座の講師はハーバード・メディカルスクール出身でIFSトレーナーのF・アンダーソン博士。アンダーソン先生は精神科医でセラピストでもあることから、神経科学の知見を踏まえながら、IFSについてとてもわかりやすくお話くださいました。

IFS(Internal Family Systems)は内的家族システム療法のことで、リチャード・シュワルツ博士によって開発されました。IFSでは心は複数の部分(パーツ)によって成り立つというモデルを使用します。私たちは皆、相互交流する無数のパーツがある内的システムを持つと考えます。そして皆にパーツではない核となるSelf(本質というべきもの)があるとし、リソースとなるセルフを感じながら、パーツのニーズに対応していくアプローチです。

アンダーソン先生の講義はとてもわかりやすく、質疑も明解で、時にはユーモアを交えながら楽しくIFSについて学ぶことができました。エクササイズやデモもあり、IFSはなんと受容的で優しく温かいアプローチなんだろうと実感しました。人への共感と思いやり、そして信頼を土台にしているアプローチに心から感銘を受けました。これからもぜひ引き続きIFSを学んでいければいいなと思います。まずはアンダーソン先生の次回の最終講義をとても楽しみにしています。


★「レジリエンスを育む」講座の講師はSE™シニアティーチャーのキャシー・ケイン博士と愛着の専門家スティーブ・テレール博士。今回の講座にはアシスタントして参加させて頂いています。

この講座も、とても人に優しく、温かいものでした。「トラウマの癒し」にとって、まずは「安全であること」を強調されていましたが、安全とはどういうことか、セラピーの場が安全であるためにセラピストはどんなことを大事にする必要があるのか等、理論的にも臨床的にも大変学びになりました。特に発達トラウマについて神経生理学的理論の基礎から学ぶことができました。次回もとても楽しみです。

初めてキャシー・ケイン博士の講義を受けたのが2014年。SEの仲間と一緒に、ロサンゼルスに三度足を運んだことがとても懐かしく思い出されました。今もまた、こうして先生方やSE™を共に学んできた皆様と再びつながれることをしみじみと有難く感じます。


オンラインだからこそ学べ、再会し、つながる機会がありますことに感謝の気持ちを持ちながら、学んだことを活かせるように、コツコツと日々の臨床の時間を大切にしていきたい思います。


★関連図書
内的家族システム療法スキルトレーニングマニュアル』フランク・G・アンダーソン、マーサー・すうぃーじ、リチャード・C・シュワルツ著、浅井咲子・花丘ちぐさ・山田岳訳、岩崎学術出版社。
レジリエンスを育む~ボリヴエーガル理論による発達トラウマの治癒』キャシー・L・ケイン、スティーブ・J・テレール著、花丘ちぐさ、浅井咲子訳、岩崎学術出版社。

★関連記事
ブログ「タッチスキル・トレーニングに参加しました」2014年
ブログ「タッチスキル・トレーニングに参加しました~その2」2015年
ブログ「内的家族システム療法(IFS)入門講座に参加しました」2019年

年末蕾だった菊がきれいに開花しました
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2022.01.05 日々のこと
新年あけましておめでとうございます

2022年、今年も無事に年が明けました。
皆様はいかが新年を迎えられましたでしょうか?

今年は運よく、何年かぶりに初日の出を見ることができました。
白々と空が明るくなり、雲の上からようやく顔を出した初日の出。その光は神々しく、敬虔な気持ちで初日の出を拝みました。
2022年はコロナ禍が落ち着き、安全と平和と希望へと向かう佳き年となりますように。

元旦の日、初詣から帰宅後、何か映画でも見たいな~とNetflexでたまたま目に留まったのが『日々是好日(にちにちこれこうじつ)』。この映画を観て「人生には山あり谷あり、うまくいかない日も辛い日も悲しい日も、嬉しい日も・・いろんな日があり時は流れていくけれど、それでも変わらぬ日常があることは有難いこと・・」と、しみじみと人生を振り返り、今生きていることに感謝する気持ちになりました。

日々是好日、今年はこの言葉を心で反芻しながら、雨の日も晴れの日でも、どんな日でもかけがえのない一日として、大切に過ごせるように心がけていきたいなと思います。

今日で一週間の休みも終わり、明日が今年の仕事始め。
与えられた仕事に感謝し、一つ一つを丁寧に取り組んでゆく所存ですので、
本年もどうぞよろしくお願い致します。

上手く写真が撮れませんでしたが、大阪から見る初日の出。
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2021.12.08 学び-ワークショップ他
今年もあと3週間・・この一か月を振り返って

今年も残すところあと3週間わずかとなりました。
ブログを見ると・・前回アップしたのが10月。気が付けば12月になっていました(^_^;)

スケジュール帳を見返すと、カウンセリング面接以外の活動というと・・、オンラインであることに気づきます。コロナがひとまず落ち着いたといっても、まだ人が集まる機会は戻っていないですね。

さて、今日はこの一か月を振り返ってみたいと思います。

11月14日(日)は、日本PCIT研修センター主催のWATTトレーニング(PCIT Within Agency Trainer Training)に参加しました。PCIT(親子相互交流療法)の機関内トレーナーとなるための研修です。8時間のワークショップはオンラインでしたが、同期になる参加者の皆さまと一緒に、本当にワクワク刺激的な学びの時間でした。PCITの再学習と新しい学習と・・久しぶりに勉強モードになりました。PCITが関西に拡がっていけるといいな~、親子に届けられるといいな~という夢を描きながら、このワクワクとモチベーションを維持できたらいいな~と思います。


11月10日、17日は、家族支援専門看護師を志している院生さんの後期の授業。少人数なので久しぶりに一日は対面で行いましたが、画面でしかお会いしたことがない方とリアルでお会いできる新鮮さに感動。今まではこれが普通だったのに・・と不思議な感じでしたが、リアルに会えることの喜びと有難みを感じました。

現場で看護師として経験を積まれたあと、院に進まれている方々なので、問題意識が高く、私自身も毎年大変学ばされています。今年も素敵な生徒さんと出会え、未来への希望を感じて、心温まる時間でした。卒業後のご活躍を心から応援しています!

なお、今年は例年の授業内容(家族療法)に加えて、最近関心を持ち始めた「オープンダイアローグ」の紹介とリフレクティング・ワークも取れ入れてみました。オンラインだったものの、その時間が皆にとっても私にとっても、新しい感覚を体験するような時間となりました。思い出すと、そのそのいい感じの余韻があります。今後またオープンダイアローグについて学ぶ機会があればいいな~と思います。

11月21日(日)は、女性ライフサイクル研究所主催の支援者向け「女性のトラウマ読書会」。『別れる?それともやり直す?~カップル関係に悩む女性のためのガイド』を読む第一回目でしたが、新メンバーも加わり、活発な意見交換で、あっという間の一時間半でした。

著者は、DV被害女性や子どもの支援のために多くの本を出されているバンクロフト氏。私がこの本を読むのは初めてでしたが、今までとは違う読み方となりました。今までは、支援者としての読み方をしていましたが、著者は女性に向けて語るように書かれているので、私自身も、パートナーとのこれまでの関係性の歩みや変化を振り返ったり、今の自分自身を振り返ったり・・しながら読みました。まだ先は読めていないのですが、この後どんな話の展開があるのか・・楽しみです。

女性自身が自分の人生や幸せを考えるために、エンパワーメントしてくれる本ですので、ぜひご一読をお勧めします!

12月3~5日の3日間は、「SE™関西トレーニング~初級後半」でアシスタントを務めさせて頂きました。初級前半トレーニングが4月だったので、久しぶりの感がありましたが、終わってみればあっという間。神経系やSEの再学習をしながら、やっばり身体ってすごいな~と、有機体としての人間、生命への畏敬の念を感じます。生きていること、SEを通して人とつながっていることに感謝しながら、次回(12月17-19日に続きのトレーニングがあります)を楽しみにしていたいと思います。

以上、主な活動を振り返ってみましたが、今年の残り三週間には、3日間のSEトレーニング、WATTコンサルテーショングループ、12月のトラウマ読書会、そして研究所の大掃除・・などが待っています。また12月に予定が重なり参加できなかったPCIT&CARE合同研究会のオンデマンド配信の視聴もあります。

元気にあと三週間過ごせるように、エネルギーを充電しつつ、リフレッシュする時間もしっかりとっていきたいと思います。

今年の冬は冷え込むようですので、どうぞ皆さまもどうぞお身体を大事にお過ごしくださいませ。

【関連サイト】
・PCITについて詳しくはこちらをご覧ください。→PCIT-Japan
・SE™について詳しくはこちらをご覧ください。→SE™Japan


昨日は雨、今日も曇り空。お花に元気をもらっています♡
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2021.10.18 日々のこと
秋晴れの一日に

先週からずっと秋とは思えぬほど日中は暑い日が続いていました。昨日から急に気温が下がってきましたが、今日は気持ちのいい秋晴れ。昼間に外にでると青い空に白い雲、ひんやりした空気が気持ちよいです。

昨日日曜日に引き続き今日も、研究所の天井付けエアコン2台の工事。無事に午前中に工事が終了し、天井にはアイボリー色の新品エアコンが設置されました!

研究所がこのビルに入居してから早19年が経ち、エアコンも寿命を迎えていました。工事の完了後、エアコンの使い方の説明を受けましたが、最新のタッチパネルの操作にワクワク。来談くださった皆様にも快適に過ごしていただけそうで嬉しいです。

さて、この間の活動報告です。
先週13日夜はPCITのオンライン特別講義に参加しました。ご講義くださったのはPCITグローバルトレーナーでオーバーン大学教授のエリザベス先生で、日本PCIT研修センターとPCIT&CARE九州地区研究会コラボ企画により実現しました。テーマは「ベストコーチングのためのガイド」で、PCITのコーチングについて研究から実践まで学ぶことができました。講義を聞きながら自分のコーチングを振り返り、反省することが多々あり・・。次からはよりよくベターなコーチングができるよう、親子のサポートができるように頑張ろう~思いました。

昨日ははじめて小児精神神経学会大会に参加しました。テーマは「日常臨床に潜むトラウマ」。オンライン開催でしたので参加できましたが、エアコン工事のなかでも有意義に時間を使えてありがたいことです。実際には部分参加でしたが、オンデマンド配信もあるので、また後日、聞いてみたいプログラムを聞けたらと思います。

さて先日、今年度後期の女性のトラウマ読書会の案内がアップされました。
とりあげる本は『別れる?それともやり直す?~カップル関係に悩む女性のためのガイド』です。
カップル関係に悩むとき、二人の関係を見直すための大事なポイント、指針が書かれているものと、期待しています。またブログでもご紹介できればと思います。

読書会は支援者向けのグループですが、カップル関係に悩む女性にはお勧めの本ですので、関心のある方はぜひご一読くださいませ。本はこちらをご参照ください。→★

読書会について詳しくは、こちらをご覧ください。→★

明日から徐々に気温が下がっていきそうですね。
私自身、寒いのが苦手ですので、風邪ひかないように気を付けたいと思います。
皆様も気温の変化には留意して、温かくしてお過ごしくださいませ。

天井の白いエアコンが素敵です♡
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2021.10.04 学び-学会・研究会
EMDR学会大会&継続研修に参加しました。

10月1日の「衣替え」を過ぎたものの、今日も日中は秋晴れの暑い日でした。今週はまだ暑い日が続くと聞きましたので、まだまだ半袖が必要そうです。

さて、先月23日に開催されたEMDR学会大会に続き、10月2・3日とオンラインでの継続研修に参加しました。研修はスペイン在住のドロレス・モスケーラ先生による「解離性障害の声とワークに取り組む~EMDRセラピストのための実践的ガイド」のワークショップ。スペインの日中時間にあわせて日本時間は16~22時までの開催でしたので、土曜日は面接を終えた後に、日曜日はのんびり休日を過ごした後に参加できました。

会場に出向いての非日常の空間と時間での研修とは異なり、自宅にいながら学ぶという日常の空間での研修のため、意識の切り替えが難しかったですが、貴重な学びの機会をいただけてとても有り難かったです。一年前からご準備くださりご尽力くださいました方々に感謝です。さらに有難いことに、研修に間に合わせてドロレス先生の著書が翻訳出版されましたので、今後自分のペースで本を読みながら、消化吸収できればといいなと思います。

明日はスタッフ勉強会『トラウマからの解離からの回復』の最終章11章の読み合わせです。頭の中が整理できていませんが、消化できたものから少しずつ引き出しに入れていければなと思います。

寒暖の差が激しいですので皆さまもどうぞご自愛くださいませ。

自然を感じたくて、お昼は自転車で公園へ。
お日様の光と緑を感じて深呼吸。

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2021.10.01 講師活動
「傾聴とコミュニケーション」講師を務めさせていただきました。

今日から10月。日中はまだ蒸し暑いものの夜は虫の音が心地よく聞こえてきます。
本格的な秋がやってきました。

9月29日は「傾聴とコミュニケーション」の講師のお仕事で、久しぶりにクレオ大阪中央に行ってきました。毎年この時期に開催される大阪市子ども家庭支援員の認定研修で、今年で4回目、講師を担当させて頂きました。
昨年に引き続き、コロナ禍での研修。話し合うような方法はとれませんが、参加者の皆様に一言ずつご発言いただく方法で進めました。互いに「コミュニケーション」をできるだけとれるように・・と願ってのことです。

約3時間、参加者の皆様は熱心に講義を聞きながら、しっかり考えて発言くださり、皆で一緒に学びあえる場を作ってくださいました。本当にありがたく、講師冥利につきました。積極的にご参加くださった皆様に感謝です。
また、ご準備から当日まで、安全を図りながら丁寧にご準備くださいました担当者にも感謝です。
一期一会の出会いですが、これからの支援活動に少しでもお役に立てたなら、とても嬉しいです。

食欲の秋に学びの秋。引き続き感染予防に気を付けながら、皆さまにとって実りの秋となりますように。

暑い夏を乗り越えて、無事に花を咲かせ始めたシクラメン。
とても嬉しいです。お世話くださるスタッフに感謝。

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2021.09.17 グループ/講座
9月の女性のトラウマ読書会~『DVにさらされる子どもたち』を読む最終回

台風が接近しています。大阪の空も暗く、風と小雨に身構える心地です。どうぞ無事に過ぎ去ってくれますように。

さて、先日12日日曜日は、女性のトラウマ読書会前期の最終回でした。前期はバンクロフト氏らの翻訳書『DVにさらされる子どもたち~加害者としての親が家族機能に及ぼす影響 』を読み進めてきました。
今回は、最終章の第9章「加害者の親としてのあり方について専門家の対応を改善する」を読みあいました。

9章では「加害者の親としてのあり方が改善されれば、被害女性と子ども双方の情緒的安定や身体的な安全を促進する手助けとなり、長期的には加害者本人の生活の質も改善されることにつながる」と、専門家それぞれに向けた具体的な助言としてまとめられています。

具体的には、①子ども専門のセラピストや家族療法家、②親権評定の担当者、③家庭裁判所、④児童保護機関や裁判所、⑤親教育の担当者、⑥心理テストや精神鑑定の担当者、⑦加害者プログラム、⑧被害女性プログラム、⑨監督つき面会センター、⑩家事事件専門の弁護士および弁護士、に向けて提言しています。
この章を読んで母子の安全と回復を支援するためには、いかに地域社会全体での共通理解と対応、連携が必要なことかを認識しました。

ここでは、すべての専門家にあてはまる共通する基本原則を紹介します。
第一に「DVが家族の相互関係のパターンに与える影響について認識しなければならない。・・家族関係の力学の高度な分析を可能にするためには、虐待に関連したトラウマや外傷性の絆に関する文献に通じる必要がある」、
第二に「加害者のパートナーに対する行動それ自体に、加害者の親としてのあり方についての重要な情報が含まれている。母親への暴力は、加害者の親としての行動の一環として理解する必要がある。」と言います。

その他、有効な原則に「子どもの安全を確保する最善の方法は、母親自身の安全を増大させることにある」もあります。
また「ジェンダー・バイアスは今なお、DVケースにおける現場での誤りを助長する問題である」と思い込みや偏見についても指摘しています。「どの専門家も『DVにさらされた子ども』ではなく『加害者にさらされた子ども』という表現を使うべき」と強調しています。

今年前期は、バンクロフトさんの研究や活動実績からたくさん学ばせて頂きました。
今回は特に、家族の「力学」を理解、分析する視点を養う一歩になったなと思います。
加害者が子どもに及ぼすリスクは、別居・離婚後にむしろ増大する可能性があることがわかっています。各専門家や専門機関では、別居・離婚後に母子の安全を最優先に、中長期的な支援対策ができるようにと願うところです。

さて、読書会の後期は、11月から全5回で開催します。
後期にとりあげる本は、バンクロフト氏&パトリッシ氏共著『別れる?それともやり直す?~カップル関係に悩む女性のためのガイド』です。バンクロフト氏著書第二弾!

カップル関係に悩む女性をよりよく支援できるように、まずは私たちが女性として、支援者として、学ぶことができればと思っています。
詳しくは、9月末頃にご案内予定です。関心のある支援者の皆さまのご参加をお待ちしています。

〔関連情報〕
DV相談プラス(電話、メール、チャットでも相談できます)
その他、女性への暴力・相談窓口一覧(内閣府HPより)→★



ローズ色のトルコ桔梗。秋らしい色合いにトキメキます。
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2021.08.31 日々のこと
日々のささやかな楽しみ

8月も今日で終わるというものの、日中の日差しは強く厳しい暑さでした。
コロナ禍のなか、天候の変化に戸惑いながらも付き合い、体調を整えて・・と意識しながら毎日が過ぎていきます。行動の範囲が狭ばりましたが、ちょっとした気分転換やささやかな楽しみを見つけつつ、日常を送っています。

最近の日々のささやかな楽しみは、お料理。Youtubeのお料理動画をみて、これいいな~と思うものを作って、食べてみること。私がいいな~と思う選択の基準は、簡単そうでヘルシーで美味しそうなもの。免疫力アップにしょうがやニンニクをはじめ、いろんなスパイスを使ったり、酵素がとれる料理を作ったり・・レシピみながら(しかも適当に気軽に)作るのが好きです。インスタでフォローしてる料理家さんや料理動画は、保存しておいて、メニューに悩む時に見返してみたり。
そして時々、たまにはYoutubeを見てストレッチや筋トレしてみたり。気の向くまま・・やっています。


みなさまは、このコロナ禍のなか、日々、どんな楽しみや工夫をしてお過ごしでしょうか。
先行き見えずまだまだ長期戦になりそうですので、どうぞ日々のささやかな楽しみを見つけて、ストレスとうまく付き合っていけますように。周囲の方々と互いに声かけあい、励ましあい、労わりあいながら、この危機を皆で乗り切っていければと思います。

まだまだ暑さも厳しいですので、どうぞお身体を労わりながら、ご自愛くださいませ。

暑いけど、太陽の光と緑からエネルギーをもらいました
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2021.08.04 グループ/講座
8月の女性のトラウマ読書会&スタッフ読書会

コロナ禍のなか、猛暑が続いています。

あっという間に8月に入りましたが、1日は第四回女性のトラウマ読書会、昨日3日夜はスタッフ読書会と、読書会続きでした。

『DVにさらされる子どもたち』を読む女性のトラウマ読書会では、第7章「回復への支援:加害者が子どもに与えるリスク評価と面会プラン」第8章「変化は本物か? :加害者の親としての変化を評価し促進する」を読みあいました。

7章では、別居後に加害者が子どもに与えるリスクの評価について述べられています。別居後、監督なしに加害者が子どもと接触する際にあらゆる面でリスクが高まることが詳細に書かれており、驚きでした。母親の権威を貶め、母子関係を損なうリスク、権威主義的態度で子どもに関わるリスク、子どもを放任し無責任な態度で関わるリスク、母親に対する新たな脅しや暴力に子どもをさらすリスク・・等。
そのためリスク・アセスメントを行いますが、その際に必要な情報は、本人の他、現在・元パートナー、子ども、友人、親戚、裁判所や警察の記録、児童保護機関の記録、学校の教職員、その他関係者から幅広く収集するということでした。

本書を読んで、米国では(著者の州?)、離婚後の子どもとの面会プランを、評定者が綿密にアセスメントの上で決定し、その後も加害者の変化のステップを評価し続けることがわかりましたが、日本におけるシステムや社会での問題意識の違いには愕然としました。

親権を決定し、面会プランを設定する際の第一の目的は「子どものおもな生活の場となる家庭が安全で安心できる環境にすること」子どもがきょうだいや暴力を振るわない親との間に健全な人間関係を育めるよう支援すること」であり、「まずはこの目的を優先すること」と著者は言います。
別居・離婚後においても、地域社会全体、関係機関で、子どもの安全と安心、傷つきからの回復を第一にする視点とその取り組み方を、わが国の裁判所や関係機関、支援者も学ぶ必要があると思いました。

3日は『トラウマによる解離からの回復』を読むスタッフ読書会。今回は7章「自殺願望、自己破壊、摂食障碍、嗜癖のパーツに働きかける」8章「セラピーの難点-解離性症状と障碍」について読みあいました。
境界性人格障害の症状、DID はじめとした解離症状に、どう働きかけるのか、具体例(セラピー場面でのセラピストとクライエントのやりとり)が書かれているので、とてもイメージしやすくてわかりやすいです。

著者は構造的解離モデルとセンサリーモーター心理療法(SP)を統合し、内的家族システム療法(IFS)なども用いながら、身体と神経系、パーツに働きかけるアプローチを行っていますが、「いま、ここ」を大事にし、内なる対話を大事にした著者のアプローチ法はとても安全で、信頼と温かさに満ちているな・・と大変学ばされます。

今後も一歩ずつ、スタッフと切磋琢磨しながら、研鑽を積んでいきたいと思います。

【関連記事】
2015年12月:FLCスタッフエッセイ「ドメスティック・バイオレント(DV)の家庭で育った子どものトラウマと回復」

猛暑のなかお花が枯れやすいですが、百合は強いな~! 
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2021.06.14 グループ/講座
6月の女性のトラウマ読書会は・・

昨晩は夜中の雷にびっくり飛び起きましたが、今朝は晴れていいお天気になりました。

昨日日曜日は、『DVにさらされた子どもたち』読書会の二回目。
今回は第三章「衝撃波:加害者が家族に及ぼす影響」第四章「近親姦を犯すDV加害者」を読みあいました。

第三章では、DV加害者の行動パターン全体が家族の力学に重大な影響を与えることついて、研究や著者の経験を踏まえながら解説されています。重大な影響とは、一言でいうと「家族の絆の断絶」です。子どもにみられる症状の主な原因の一つは、この「家族の絆の断絶」にあると著者は言います。

わかりやすく、一つのエピソード(複数のケースを組み合わせて作成されたもの)を用いながら、母親の権威のおとしめ、母子関係の悪化、子どもを武器ととして利用する等、家族を分裂させていく様が説明されています。

他にも、特定の子どものスケープゴート化、あるいはえこひいき、役割逆転、絶え間ない恐怖にさらすことや情緒的ネグレクト等、子どもへの影響も深刻と言えます。母親の子育ても通常の何倍も大変になります

そのため、子どもを支援しようとする専門家は、「母親の権威の失墜、母親に対する否定的な見方が加害者から子どもに伝わること、虐待が引き起こす家族の分裂という重要な問題を考慮する必要がある」と言います。そして、長期的な回復と福祉の助長のためには、情緒的なトラウマ回復の支援と共に「母親やきょうだいとの絆を修復、強化できるように手を貸すことが重要」と訴えています。

第四章では、まず「近親姦加害者とDV加害者」の関連を先行研究を概観しています。そして、小児性愛者と近親姦加害者との違い、DV加害者と近親姦加害者に見られる共通点や、共通する態度の特徴を解説しています。
そして、精神保健や法律の専門家は、「この二つの虐待に共通する力学を理解することによって、両者の影響を受ける子どもへの対応を強化することが可能」と提言しています。

DVにさらされた子どもには、トラウマの回復のみならず、母子やきょうだい間の絆を回復できるよう、児童福祉はじめ福祉全般、司法、医療や心理など、多層的な支援が必要だということを改めて思います。DVは社会的な問題であることを再認識しました。

一人で読み込むのは難しいですが、読書会では皆で共有できるからこそ、しっかり学ぶことができて有難く思います。

ちなみに、今年度のスタッフ研修のテーマは「解離」です。前半は『トラウマによる解離からの回復~断片化された「私たち」を癒す』(ジェニーナ・フィッシャー著、国書刊行会発行)のスタッフ読書会として学んでいくことになりました。スタッフ読書会は初めての試みです。
昨年、30周年オンラインセミナーで講師を務めてくださった浅井咲子先生の翻訳図書を、今年も引き続いて学び、スタッフ一一同、研鑽に努めてゆければと思います。

ラベンダー色の花弁にうっとり。
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